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連載企画 APEXi 製 レブスピードメーター
 
【 第6話 前回の続き & 中間加速の測定 】
改造は、合法的な範囲&ご自身の責任の範囲内で行ないましょう
( どこまでが合法的かと言う問題も多々あるとは思いますが・・・(^^ゞポリポリ )
公道では交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう〜
 ▼ やっとブン回せるようになりました(笑)
 
 お久しぶりの連載第6話です〜 (^^;; ヒヤアセ
 
 先月、ハイパーミーティングにデモカーとして出展が決まってから、
 クルマに何かあったらヤバかったため(笑)、パワー計測等の派手な走りは
 極力さけていました。(^^ゞポリポリ
 
 と、言うワケで、約1ヶ月ぶりの再開です。
 今まで抑えていたアクセルも、ガンガン踏んで行きたいっすね〜 (爆)  (^-^)v
 
 
 
 ▼ っつー事で、まずは前回の宿題を。。。
 
 前回、「 次回は、この1480Kg をベースに測定を 」 と書いてから、
 そのままになっていた ” 宿題 ” の計測っすね。(^^ゞポリポリ
 
 私の体重を加えて 1560Kg で測ってみました。( ダイエットしないとね。。。(苦笑) )
 
     
 
   【 AVC−R セッティング 】
 
      2000回転以上 〜 4000回転まで   → ブースト圧 1.30
      4000回転以上 〜 5500回転まで   → ブースト圧 1.25
      5500回転以上 〜 8000回転まで   → ブースト圧 1.20
 
    ※ ピークホールドで見ると、オーバーシュートでブースト圧 1.34 ですが、
      これはあくまでも低回転域だけで、MAX付近では設定通りの1.2ぐらいで安定。
 
 
 「 ダイノパック式シャーシダイナモでの計測の ” 1.2補正なし ” と同じぐらいになるのでは? 」
 と掲示板でご指摘を頂いた通り、概ねその数値になりましたね〜 w(゜o゜)wワオ!!
 
   ※ 282ps x 1.2 = 338.4ps  → ダイノパックの 334ps に大体近い数値
 
 まあ、良くも悪くも予測を外さないと言うか(笑)、これもこのRSM ( レブスピードメーター ) が
 正確であると言う証明なのかな。(^^ゞ
 
 
 ちなみに、このパワー計測ですが、良い数値をマークするには最高速ではなくて、
 ” どれだけ勢い良く加速するか ”  と言う事に関係してくるようです。
 
 もちろん、クルマのボディー自体の剛性、駆動系の剛性によっても影響が出そうですね。
 って事でクラッチミート&アクセルワークが上手い人や、駆動レスポンスが良いクルマほど、
 高い数値を出せるかも知れませんね(笑)
 
  ( 公道では交通ルールを守り、安全運転をしましょう〜 (^^;; ヒヤアセ )
 
 
 
 ▼ 任意車速間の中間加速計測
 
 さて、今回からは 「 中間加速の計測 」 を色々と探って行きたいと思います。(^-^)v
 
 例えば 「 0→100Km/h 発進加速 」 だと、発進時のクラッチミートのテクニックの個人差で、
 タイム的にはかなり差が出てしまうので、他車と比べる時は参考になりにくいですよね。
 そこで他車と比べる時になるべく参考にしやすい数値と言うか、計測方法を探ってみようと思います。
 
 
  計測パターンを決める
 
  他のクルマと比べたり、チューニングの前後で比べる事を前提に考えると、
  ある程度、何種類かの計測方法があるとよさそうです。
 
  1.ギヤは何速を使うか?
 
    → これは、ひとつのギヤで固定して測るのが判りやすくて良いかも。
       また、例えば同じ速度域の中間加速を3速ギヤと4速ギヤとで2通り測ってみるとか
       色々と測りわけてみると良さそうですよね。
 
 
  2.測る速度域はどうするか?
 
    → これを決めるのが1番難しいかも。(^^ゞポリポリ
 
       エンジンの特性と言うか、パワー領域によって、測るのに向いてる速度域と
       そうでない速度域がありますからね(笑)
       無論、そう言った違いも含めて比べる事に意味があるワケですが、
       例えば大幅にパワー領域から外れた区間を測っても、タイムが間延びしてしまい
       計測中に妨げになる要素が飛び込んでくる可能性が高くなりそうですからね、、、
 
 
 ■ ってゆーことで、とりあえずやってみる!(笑)
 
  あれこれ考えていても先に進まないので、まずはどんなモノかやってみる事にしました(笑)
 
  暫定的に、測定中は4速ギヤ固定で、測定区間は 50 〜 70Km/h で測ってみると、
 
     
 
   ↑ こんな感じになりました。 区間タイムは 3.60秒です。
 
  うーん、、、私的には、何かやりにくい区間でした(^^;; ヒヤアセ
  なにげにパワー領域から外れているようですね(苦笑)
  スロットルが100%開いているのにブースト圧は1.08程度しか上がりません。
 
  そもそも、何でやりにくかったかと言うと、普段の走りでは4速にシフトアップした時には
  既に 50Km/h を超えているんですよね、、、、(^^ゞポリポリ
  
  そこで、10Km/h 繰り上げて計測してみました。( 計測中はギヤを4速で固定 )
 
     
 
  あ〜、イイ感じです(笑) 区間タイムは2.60秒。
  この領域ならブーストもキッチリかかってくれるので、ストレスがありませんね〜
  タイム的に良いか悪いかは、とりあえず別問題として、測ったフィーリングとしては
  しっかりとパワーが乗った感じで Good です♪
 
  しかし、たった 10Km/h の違いですが、結構ちがうモノなんですね。
  数値に残してみて初めて判ったと言うか、ちょっと新発見って感じです。(笑)
 

  いや〜、意外と奥が深いっすね!
  奥が深いので今回の記事はここまでにして、後はちょっと色々と試してみてから、
  後日ご報告って事にしたいと思います。m(_ _)m 
 
  お楽しみに〜!!  (^-^)/~~~
 
 
 
 ■ ちょっと補足。。。 実際の測定操作方法について
 
  話が多少前後しますが、RSMでの中間加速を測る操作方法についてご紹介しておきます。
 
  「 メインメニュー 」  →  「 2 . Measure 」 → 「 3. ※※-※※k 」 を選択します。
 
   
 
  信号待ちなど停車している時に、スイッチを下向きに押すと 「 Ready! 」 の表示が点滅して
  計測スタンバイ状態になります。( 安全を考えてスイッチ操作は停車中に行ないましょう )
 
  あとは走り出して設定した速度になると、自動で計測します。
  ( 写真の例だと 60Km/h に達すると自動で計測がスタートし、80Km/h になると自動で終了 )
 
  スピードメーターなどを見ながら、測定の設定区間になる前に目的のギヤへとシフトアップし、
  アクセル全開で測定すればOKです。 (^-^)v
 
  ( くれぐれも、公道では交通ルールを守り、安全運転をしましょう〜 (^^;; ヒヤアセ )
  
 
 
 ▼ ここまでのまとめ
 
 
 ↓ ここまでの設定状態をまとめておきます。(^-^)v
 
 
 【 車種別設定 】 ----------------------------------------------------------
 
 
   WGHT( 車重+ガソリン重量+人の体重 ) → 1560kg に変更
  
   ※ ガソリンの量に合わせて WGHT値を変えるのは大変なので、
     計測する時はガソリンを満タンにしてから行なっています。
 
 
 【 ロスパワー値の設定 】 ---------------------------------------------------
 
  車重の設定を変えたので、このあたりの数値にも変化があると思っていましたが、
  100Km/h までロスパワーを計測してみたところ、前回とあまり変らなかったので
  数値はそのままです。(^^ゞ
 
      
      
      
      
 
   30Km/h   →   ロスパワー  7ps
   40Km/h   →   ロスパワー 10ps
   50Km/h   →   ロスパワー 15ps
   60Km/h   →   ロスパワー 20ps
   70Km/h   →   ロスパワー 25ps
   80Km/h   →   ロスパワー 30ps
   90Km/h   →   ロスパワー 35ps
   100Km/h  →   ロスパワー 40ps
 
   ----- ↓ここより先は推測値 -----------
 
   110Km/h  →   ロスパワー 45ps
   120Km/h  →   ロスパワー 50ps
   130Km/h  →   ロスパワー 55ps
   140Km/h  →   ロスパワー 60ps
   150Km/h  →   ロスパワー 65ps
   160Km/h  →   ロスパワー 70ps
   170Km/h  →   ロスパワー 75ps
   180Km/h  →   ロスパワー 80ps
  
 
 
 【 AVC−R のDTY値の変化 】 ----------------------------------------------
 
  パワーと関連すると思いますので、AVC−R のほうの DTY 値も載せておきます。
  ( 前回から変化はありません。(^^ゞ ) 
 
      
      
 
  今回までの学習状況
 
   2000回転では、DTY 値が  前回 「 55 」  → 今回 「 55 」  変化なし
   3000回転では、DTY 値が  前回 「 55 」  → 今回 「 55 」  変化なし
   4000回転では、DTY 値が  前回 「 55 」  → 今回 「 55 」  変化なし
   5000回転では、DTY 値が  前回 「 57 」  → 今回 「 57 」  変化なし
   5500回転では、DTY 値が  前回 「 62 」  → 今回 「 62 」  変化なし
   6000回転では、DTY 値が  前回 「 65 」  → 今回 「 65 」  変化なし
   6500回転では、DTY 値が  前回 「 73 」  → 今回 「 73 」  変化なし
   7000回転では、DTY 値が  前回 「 78 」  → 今回 「 78 」  変化なし
 

 
 
 
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