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電子工作でちょっとレトロなオーディオレベルメーターを作っちゃおう!
 
 ▼ ちょっとレトロなオーディオレベルメーター
 
 最近いろいろとネットで調べ事をしていて、なにげに目に止まったのが

  http://www1.odn.ne.jp/~aal22410/pdf/PDF901.pdf

  ↑ これ (^^ゞ  IC チップ(?) の仕様書です。
 
 電子工作は得意じゃないけど ( まあ、判らないから調べてたんだけど (^^ゞ )、この IC チップを使えば
 ちょっと懐かしい 「 オーディオ用の LED レベルメーター 」 が作れると言う事がなんとなく判ります。
 
 最近は EL ディスプレーとかが主流だし、LED がチカチカ光ってレベル表示するのなんて今どき見なく
 なっちゃったけど、私のようなオジサンは LED のほうが見やすいってゆーか、親しみがわくんですよね。(笑)
 
 この資料を最後までみると、なんと親切にも回路図の例が載っているじゃないですか!
 この回路図のように作れば、電子工作のスキルの無い私にも LED レベルメーターが作れるってワケですね。
 それも ピークホールド機能付きですから、結構本格的 です!
 
 だけど正直言うと電子工作なんて、子供の頃に教材のキットとかを作ったのが最後。。。 (^^ゞポリポリ
 抵抗とかコンデンサーとか何となく知ってるけど、せいぜいその程度です。
 それでもひとつ頑張ってみようと思い、図面を片手に必要なパーツをとりあえず買い集めてみました。
 
  
 
 ↑ 入手したパーツがこれ。 一応リストアップしますと ↓ こんな感じ。 
 
  【 IC 】 LB1412 x 2個 ※ 秋葉原の千石電商と言うお店で1個 \250 ぐらい
     
  【 LED 】 GL112F13 x 2個 ※ 作業性等を考え、12個一体タイプにしてみました
      秋葉原の鈴商と言うお店で1個 \200 ぐらいでした
     
  【 抵抗 】 2.2kΩ x 10本 ※ 1/4W カーボン抵抗
  1MΩ x 2本   抵抗っていろいろあるんですね。。。(^^ゞ
  3kΩ x 2本   どれを選んでよいかよく判らなかったのですが、
  82kΩ x 2本   なんとなく見慣れたこのタイプにしてみました
  22kΩ x 2本   1本 \5 ぐらいからで、100本まとめて買うと \100 〜 \280
     
  【 半固定抵抗 】 10kΩ x 2個 ※ 秋葉原マルツパーツ館で 型番 GF063PB-103 を買いました
      1個 \100 ぐらいです
     
  【 電解コンデンサー 】 1μF x 2個 ※ 1個 \40 〜 \90 ぐらい
  2.2μF x 2個  
  4.7μF x 4個  
  10μF x 2個  
     
  【 ユニバーサル基板 】 ICB-86 x 1枚 ※ 特に基板の型番にこだわる必要はありません
      秋葉原マルツパーツ館で 1枚 \100 ぐらいでした
     
  【 リード線 】 少々  
 
 全部買っても \2,000- しませんね (^^ゞ  通販でも入手可能です。
 
 
 ■ 組み立て作業
 
  
 
  パーツを入手出来たので、あとは図面に基づいて組み付けて行けば良いんだけど、ここであることに
  ふと気が付きました。。。(^^;; ヒヤアセ
 
   
 
  回路図では 上の写真( 左 ) のような感じで画かれていますが、仕様書の 1ページ目のピン配置図を見ると
  実際は違っている事に気が付いたのです。 上の写真( 右 ) が正しい配置。
 
  電子関連の知識がある人にとっては常識なんだと思いますが、私のような素人には巧妙なトラップですね(笑)
 
  そこで、組み間違えしないように、実際の配置をもとに図面を描き直してみました。(^^ゞ
  ( 配置が判りやすいよう、部品のシルエットも入れてあります。 )
 
  
 
  
 
  
 
  ↑ 実際の基板はこんな感じ。(^^ゞ
  
 
  ※ 回路図について
 
   
 
   ↑ この部分はオリジナルの回路図と違います。
     オリジナルでは 2.2μF のコンデンサーと 1MΩ の抵抗が無い状態です。
 
     一度、オリジナル回路図と同じように組み立てたところ、何故か右側だけピークホールドが消えない
     症状になってしまい、組み間違えた箇所が無いかどうか調べてみたんですが原因不明…
 
     そこで左右の回路の違っている部分を同じにしてみたところ、ちゃんと動作するようになりました。(^^ゞ
     良く判らないけど結果オーライって事で、このようにしました。(笑)
 
 
   
 
  ↑ 動作テストです。 ちゃんとピークホールドしてる!! ( 写真:右 )
    この時、半固定抵抗を回して左右のバランスを調整しておきます。
 
   
 
  ↑ 配線は結束テープ ( エーモン工業製 品番 1775 ) でまとめるとスッキリします ( 写真:左 )
    本体部分はテープで絶縁した後にスポンジテープ ( エーモン工業製 品番 2183 ) を使ってしっかり
    ガードしてやると良いでしょう。( 写真:右 )
 
  
 
  ↑ 取り付け完了♪
 
    配線はACC電源、アース、左右のスピーカー線の3箇所です。
    全てオーディオユニットの裏側から分岐して結線です〜 
    本体は内装の内側に隠しました。(^^ゞ ( 近くの純正ハーネスにタイラップで固定 )
    LED 部分のみ表に出して、モニターの下部に両面テープで固定してみました。
    結構違和感なく、綺麗にまとまったと思います (^-^)v
 
 
 
  【 おまけ 】
 
    実際の動きをムービーで見たい方は、ここをクリック! ( 1.27MByte )
 
 
    ※ ムービーの再生には Windows Media Player が必要です
 
    ※ ファイルサイズが大きいため、右クリックで保存してから再生するのがお奨めです
 
    ※ ムービーは、著作権問題等を考慮してサウンドを消してあります。  
 
 
 ■ パーツ購入したお店など
 
   電子部品 : マルツパーツ館千石電商電子部品・鈴商 など
 
 ■ ご注意!
 
   筆者は、電子工作の知識はあまりありません。m(_ _)m
   昔、中学の技術家庭科の時間に習った程度です(笑) ← 今はこんな科目は無い?
   この記事に関しては、ご質問を受けてもお答え出来る事は非常に少ないと思います。
   また、「 とりあえず組み立てたら動いた 」 と言うレベルのお話であり、各部品の適正や耐久度などは
   一切考えておりません。 あらかじめご理解ご容赦下さい。m(_ _)m
 
 ※ 記事掲載日 : 2006.05/12
 
 
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