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OPコネクター ( のれんわけハーネス ) からの電源の取り方

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 ▼ OPコネクター ( のれんわけハーネス ) からの電源の取り方
 
GD の頃からメール等でよく受けるのが

「 ナビを付けたいので、のれんわけハーネス を買ったが、どこに差してよいか判らない 」

と言ったご質問 (^^ゞ

確かにこの 「 のれんわけハーネス 」 の接続先である 「 OPコネクター 」 の位置はクルマの配線類に慣れていないと探しにくいんですよね。

※ のれんわけハーネスとは…

  

カーナビや社外の電装品を取り付ける際に、電源や車速等、各種信号線に接続しやすくするようスバルの純正パーツとして売られている 「 電源 & 各種信号の取り出し専用ハーネス 」 のこと。
車体側に装備されている 「 OP コネクター 」 に差し込んで使用します。
ギボシ端子が付いているので、ここから簡単に電源などが取れるワケです。
スバルのディーラーで購入可能。
( 品番 : H0077AG020 ) 値段は 2千円ぐらいです。


OP コネクターがあるのは、位置的にはアクセルペダルの上あたりなんですけど、もう少し判りやすく写真で解説しておきますね。

※ 作業のはじめにショート等の危険を避けるため、まずバッテリーのマイナス端子を外しましょう。

 
上の写真(左)
ここまでの内装のバラし方は、こちらのページ をご覧下さい。

上の写真(右)
ヒューズボックスの の部分の ナット & ボルト をボックスレンチ等を使って外します。

 
上の写真(左)
のコネクターを抜きます。 の部分を上方向に押して引き抜けば抜けます。

上の写真(右)
コネクターを拡大した写真。 押すのはここです。 


 
上の写真(左)
ヒューズボックスを手前に引っ張り出します。

上の写真(右)
ヒューズボックスの後で、テープで縛られているのが 「 OP コネクター 」 です。
ここに 「 のれんわけハーネス 」 を差し込んで使用します。

※ カーナビ等を取り付けている場合は、既にテープから外されて OP コネクターに他のケーブルが繋がっている場合があります。
その場合は一旦 OP コネクターを抜いて、のれんわけハーネスを間に入れるように接続すれば OK です。

ちなみにここまで内装をバラさなくても、DIY 作業に慣れている人なら、ちょっと頭を運転席の足もとに潜り込ませれば充分に作業は可能ですが、配線類を綺麗にまとめたりするにはバラして作業するのがお薦めです。(^^ゞ


なお、「 のれんわけハーネス 」 を使用しないで 「 OP コネクター 」 の配線に直接繋ぐ方法もあります。
エーモン工業 等から販売されている 「 配線コネクター 」 を使用する方法です。

 

↑ 配線を挟むだけで簡単に接続可能な 「 配線コネクター
右の写真のようにペンチやプライヤー等を使って配線を挟み込んで使います。
( エーモン工業製  品番 : E488  商品名 : 配線コネクター )



各配線の主な構成は、以下のようになっています。
 番号  配線色  
 1  白 / 赤 常時電源 ( バッテリー電源 )
 2  黄 / 赤 アクセサリー電源
 3  緑 / 黄 IG 電源
 4  紫 イルミネーション電源
 5  桃 / 緑 車速信号
 6  茶 / 黄 バックランプ
 7  黒 ボディーアース
 8  灰 パーキングスイッチ信号
 11  緑 / 黄 ドアスイッチ信号
正確にはルームランプの作動と同様の信号です。
オフディレイ(残光)機能、ウェルカム(アンロック時に点灯)機能も
同様に働きます。
 12  黄 / 青 リヤゲートスイッチ信号
 13  茶 オルタネーター信号
 
このように、大概のモノはここから取れます。 (^-^)v

ここから取れないのは、ウインカー ( ハザード ) ぐらいかな。
あとはもっと簡単に電源だけ取りたい場合はヒューズから直接取っても良いでしょう。
このあたりはまた後日、解説しますのでお楽しみに〜 (^-^)ノ


 
記事掲載日 : 2008/01/03