今回も メール等でご質問・お問い合わせが多いお話 を解説しますね。(^^ゞ
TYPE FLEX 車高調のセッティング値や4輪アライメントについて、総集編 としてまとめてみました。
※ TYPE FLEX と EDFC についての解説や選んだ理由等は、こちらのページ を参照下さい。
■ 取付作業
↑ 外した純正ストラット。 しかし、純正って言っても私の GDB は、2003 V-Limited なので
「 チューンド By 新井選手 」 の減衰力調整式だ。
しかも、バネは STi 強化タイプで、15ミリのローダウン仕様。
…それをほとんど使わずに外してしまいました。。。新井選手、ごめんなさい (^^;; ヒヤアセ
取付作業に関しての注意事項などは、以前の GDB−B の時と同じですので
詳しくは こちらのページ を参考にして下さい。
■ 車高調の調整値
↑ GDB−B からの移植後、全長およびバネの加圧具合をチョコチョコといじって来ましたが
現在の各部の調整値は以下の通りです。
1 … 約 100mm ← 黒いネジ部の長さ
2 … 約 200mm ← バネの長さ
3 … 約 180mm ← 黒いネジ部の長さ
4 … 約 230mm ← バネの長さ
調整する時、気を付けたいのは 「 2 」 と 「 4 」 です。
バネを適度に加圧した状態になるように調整するのが良いです。
手でバネを掴んでバネが回ったり動いたりしない程度にするのがお奨めですね。
緩めにすると走行中にバネが動いて 「 バキンッ 」 といった音が出るので要注意。(^^ゞ
↑ フェンダーアーチの頂点から、ホイールの下部までの長さは以下の通りです。
前 … 約 590mm
後 … 約 575mm
※ これは、タイヤの空気圧に影響されない計測方法です。
・ その他の参考データ
ホイール … 純正BBS 17 インチ オフセット 53
スペーサー … 前 12mm 後 13mm ( ロングハブボルトに交換 )
※ スペーサーは、前が 5mm x 2枚 + 2mm で 12mm 、後は 5mm x 2枚 + 3mm で 13mm
前後共に3枚ずつ入れて厚みを調整しています。
■ 4輪アライメント調整
↑ アライメントテスターの最高峰、 ” JohnBEAN 製 アライナー ( アライメントテスターのこと ) ”
アライメント調整値は以下の通りです。
トー角 … 前右 0°03′ 前左 0°03′ 後右 0°03′ 後左 0°03′
キャスター角 … 前右 3°42′ 前左 3°48′
キャンバー角 … 前右 0°54′ 前左 0°54′ 後右 2°00′ 後左 1°36′ ( 後は非調整 )
スラスト角 … 0°00′
※ 角度の単位は、 ° ( 度 ) と、 ′( 分 ) です。
※ ′( 分 ) は60進法となり、 0.5° ( 0.5度 ) = 30′( 30分 ) です。
※ 多少左右で差がありますが、このぐらいなら適正範囲内で特に問題ありません。
なるべくナチュラルな状態に設定しました。(^^ゞ
このあたりは好みの問題もあるから、自分自身の味付けをしても面白いですね。
例えば、純正タイヤ( RE070 ) は、ワダチなどで非常にハンドルが取られやすいですから、
それが気になる人はトー角を 0°30′ ぐらい足してトーインぎみにしておくと良いかも知れません。
トー角を多めにつける事で直進安定性が増します。
また、コーナーで踏ん張りを良くしたい場合は、キャンバーを強めにしておくのも良いでしょう。
※ 4輪アライメントの解説については、こちらのページ を参照下さい。
※ 上記データは、AVO アンチリフトキット 未装着での数値です。
■ EDFC ( 減衰力コントローラー ) の設定
↑ EDFC 本体は、運転中でも確認と操作がしやすいハンドルの付け根に設置しました。
【 普段の街乗り 】
前 … 14
後 … 15
街中では大体これで固定状態ですね〜 (^^ゞ
【 サーキットや、峠など攻めて走る時 】
前 … 4 〜 7
後 … 5 〜 8
コースや路面の状態で変えています。
グリップ感が低い場合は柔らかめ、そうでない場合は固めのセッティングにしています。
【 人を乗せたり、ギャップのきつい所を走る時 】
前 … 16
後 … 16
1番柔らかい状態です。
■ このページで紹介した製品のお問い合わせ先
車高調 TEIN TYPE FLEX & EDFC → TEIN 社のホームページ
■ 記事作成協力
→ スーパーオートバックス 熊谷店のホームページ
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※ 記事掲載日 : 2004/12/16
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