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照明付きドアミラースイッチに交換 & プラスアルファーの改造工作 |
▼ 照明付きドアミラースイッチに交換 & プラスアルファーの改造工作 |
ブログでもご紹介した 「 照明付きドアミラースイッチ 」 の詳細記事です。 数年前にトヨタがスバルの大株主になって以来、スバル車にもトヨタ製のパーツが多く使われるように なりました。 インプレッサのドアミラースイッチもトヨタ製のパーツです。( TOYOTA 品番 183575 ) トヨタ車では、エスティマの ACR40 系などで同じこのスイッチを使っていましたが、その次の型式の ACR50 系では、「 MIRROR 」 と書かれた方向キーの部分が照明付きに変更されてます。( 品番 183639 ) ↑ 外観は一緒なんですが、裏側のコネクター部分が完全に異なっています。 まあ、照明分の電源配線が必要になりますから、当たり前と言えば当たり前ですけどね(笑) なので、このスイッチだけでは使用不可なんですが… ↑ これは 変換ハーネス付きで某オークションで見つけた物。 カプラーオンでそのまま交換可能。 しかもトヨタ純正だと照明は緑色の LED ですが 上の写真のようにインプレッサの照明色の 「 赤 」 に変更されたスグレモノ。 ■ スイッチ枠のフィッティング スイッチを納める枠ですが、上の写真の ○ の部分が約 1ミリぐらい干渉します。 ( 無理矢理入れれば入ってしまう程度ですが… ) 1ミリぐらい短くカットしてやると綺麗に納まります。 ■ イルミ連動させる場合のハーネス改造 ( 光度調整にも連動 ) この変換ハーネスをそのまま使うと、車両の電源が入っている時に常時点灯してしまいます。 夜間、イルミ連動 ( スモールやヘッドライトを点灯した時に連動して点灯 ) にするには上の写真の ように改造してやれば OK 。 ※ そのままだと 「 方向キー 」 の照明がかなり明るいので、上の写真(右)のように 10KΩ程度の 抵抗をつなぐと周辺の純正照明と同じぐらいの明るさになります。 ( LED の明るさは個体差がありますので、実際の抵抗値は多少異なると思います ) 「 イルミネーション電源 」 は、ミラースイッチの隣にある 「 VDC 切替スイッチ 」 の 「 紫色 」 の配線 から分岐して繋ぐか、もしくは、OPコネクターに繋いでやると良いでしょう。 ( OPコネクターに関しては、こちらのページ をご参照下さい。 ) 「 イルミコントロールユニット 」 とは、ミラースイッチのすぐ上にある光度調整ダイヤルのことです。 このダイヤルの裏にあるコネクターへ下の図のように結線します。 ここに結線することによって、ミラースイッチの照明も光度調整が可能になります。 上図は純正コネクターを配線側から見たところです。関係ない他の配線は省略してあります。 「 黒/白 」 の配線と、変換ハーネスに追加したマイナス側の配線を結線します。 上図のように市販の配線コネクター ( エーモン工業製 品番 E488 など ) を使うと簡単に結線できます。 ■ さらに格納スイッチと左右切替スイッチ部分 ( 枠の隙間 ) も光らせる改造 ↑ 工作用のリューターを使って、格納スイッチと左右切替スイッチの周辺部に長穴をあけます。 ( この長穴部分からスイッチを LED で照らすようにする ) ↑ スイッチのほうも ○ の部分をカッター等で切り落として光が届くようにします。 ↑ 貼りやすい角形 LED を 透明タイプの接着剤 を使ってスイッチ枠に固定。 接着剤はセメダイン社の 「 スーパーX、または、スーパーX2 」 が熱にも強いのでお薦めです。 ↑ このように長穴を開けた部分に角形 LED を貼り付け、上の図のように配線。 LED は、直接12Vの電気を流すと切れてしまいますので、抵抗を入れるか上の図のように 「 定電流ダイオード 」 を入れて繋ぎます。 抵抗を入れる場合は使う LED に合わせて抵抗値計算が必要ですが、定電流ダイオードは そのあたりのことを気にしないで使えますので便利です。( 無論、規格内での使用になりますが ) ↑ こんな感じでスイッチ裏に汎用基板を貼り、そこに LED からの配線をまとめています。 脱着しやすいように 「 対配線タイプ 」 の基板用コネクターも取り付けてみました。 なお、上の写真(右)のように、絶縁と内張内側への光もれ防止を兼ねて、黒色のコーキング剤で LED と配線を固めてやると良いでしょう。 ↑ 写真(左) : 変換ハーネスをさらに改造して、追加した LED に電源供給してやります。 写真(右) : 変換ハーネスは、この図のように改造 各 LED の明るさ調整のため、2箇所に抵抗を入れて他の照明と明るさを合わせます。 ( LED の明るさは個体差がありますので、実際の抵抗値は多少異なると思います ) 「 イルミネーション電源 」 は、ミラースイッチの隣にある 「 VDC 切替スイッチ 」 の 「 紫色 」 の配線 から分岐して繋ぐか、もしくは、OPコネクターに繋いでやると良いでしょう。 ( OPコネクターに関しては、こちらのページ をご参照下さい。 ) 「 イルミコントロールユニット 」 とは、ミラースイッチのすぐ上にある光度調整ダイヤルのことです。 このダイヤルの裏にあるコネクターへ下の図のように結線します。 ここに結線することによって、ミラースイッチの照明も光度調整が可能になります。 上図は純正コネクターを配線側から見たところです。関係ない他の配線は省略してあります。 「 黒/白 」 の配線と、変換ハーネスに追加したマイナス側の配線を結線します。 上図のように市販の配線コネクター ( エーモン工業製 品番 E488 など ) を使うと簡単に結線できます。 ↑ 写真(左) : コネクターを繋いでみたところ。 写真(右) : 卓上で点灯実験。 こんな感じに光ります! ↑ 写真(左) : スイッチ枠を内張に戻したところ。 写真(右) : 実際に車両に組み付けて点灯させたところ。( 運転席に座ってみた視点で撮影 ) ミラースイッチは下のほうにあるため、若干見下ろす感じになるので格納スイッチと左右切替部分の LED の光が少し見えにくくなってしまいますが、まあそれでも 「 暗い時にスイッチの的確な位置を知る 」 という目的は充分に達成できましたので、とりあえず大満足です〜 |
記事掲載日 : 2010/08/07 |