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VYNATEC (ヴァイナテック) 製 リニアクルーズ LC310 第2話 : 純正スイッチ
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VYNATEC (ヴァイナテック) 製 リニアクルーズ LC310 第2話 : 純正スイッチの接続
・ ブログ記事 「 ヴァイナテック製 リニアクルーズ LC310 」
・ ヴァイナテック製 リニアクルーズ LC310 第1話 取付詳細
・ ヴァイナテック製 リニアクルーズ LC310 第2話 純正スイッチの接続
・ ヴァイナテック製 リニアクルーズ LC310 第3話 設定について
【 WRX-STI ( VAB ) に、S4 やレヴォーグ用スイッチを流用してクルコンをつなぐ 】
まずはクルコン ( クルーズコントロール ) 付属のスイッチを一旦仮に繋いで、一通りの設定や動作確認を済ませたら
いよいよスバル純正スイッチに繋いでクルコンのコントロールです!
※ ハンドルスイッチに関する詳細と、取付方法につきましては、こちらをご参照下さい
↑ クルコン付属のスイッチを抜いて、ここにスバル純正のハンドルスイッチを繋ぎます。
コネクターは 8 ピンですが、使用する配線はこの中の 「 青色 1 本だけ 」 です。
クルコンの説明書では 「 黒色 」 も繋ぐように解説されていますが、黒色はアースです。
ハンドルスイッチのハーネスからそのままアースに繋がっているため繋がなくても問題ありません。
↑ クルコンで使われているコネクターは、「 モレックス 」 というモノ。
車のパーツや、パソコンのパーツでよく見かけるコネクター。
普通に通販で入手可能です。 これを買って繋げると綺麗に仕上がります。
ハウジング : 日本モレックス ( molex ) 中継用コネクタ 4.2mmピッチハウジング 品番 5557-08R
使用端子 : 日本モレックス ( molex ) 中継用コネクタ 4.2mmピッチターミナル 品番 5556
もちろん、コネクターを使わずにスプライスなど圧着端子で直接繋いでも良いです。
↑ これは 「 ハンドルスイッチの信号変換ユニット 」 です ( 試作モデルのため、製品版とは多少異なります )
クルコンの青色配線は、信号変換ユニットの青色配線と繋げば OK
↑ 信号変換ユニットのコネクターは、ハンドル下にある純正コネクターを一旦抜いて、ここに割り込ませる形で
コネクターを接続します。
抜いて繋ぎ直すだけの簡単接続です♪
※ クルコン用として使用する場合は、ユニット配線を数本つなぎ変える作業があります
【 クルコンで、ハンドルスイッチを学習させる 】
取付完了後、クルコンの説明書に従って、スバル純正のハンドルスイッチが使用できるように
学習を行います。
■ 学習時の注意点
説明書では、「 SET 」、「 RES 」、「 CANCEL 」、「 ON/OFF 」 と順番に学習させて、
5つ目に何も押さずに学習させるよう書かれてありますが、スバル純正スイッチでは
何も押してない状態でも信号が出てしまうため、その信号をクルコンが学習してしまい、
クルコンは 5つ目に学習した信号によって 「 常になにかスイッチが押されている 」 と
誤動作してしまいます。
これを回避するには、信号変換ユニットの 「 切替機能 」 を使用して、クルコンへの信号を
カットしてから 5つ目の学習を行えば、クルコンを正しく学習させる事が可能です。
なお、これは私が購入した時点のクルコンのバージョンのお話ですので、その後、この手順は
変更されている可能性があります。
何かスイッチが押されると、クルコン本体の LED が点灯しますが、この 5つ目の学習が
上手く出来ていないと、何も押していないのに LED が点灯してしまいます。
LED が点灯しっぱなしの場合は、上記の回避方法を試してみると良いでしょう。
※ これは 「 何も押してなくても信号が出てしまう 」 というスバル純正スイッチの仕様の問題で
スイッチ基板を改造すれば問題解決するのですが、さすがに基板を改造するのは大変なので
信号変換ユニットを使って上記方法で一時的にカットして学習させれば問題ありません。
今回はここまで m(_ _)m
第3話につづく。。。