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EJ20改 公認 2.2 リッター化


第4話 慣らし運転での手応え



【 これまでのお話 】

[ blog ] VAB EJ20 改! 公認 2.2 リッター化
第1話 2.2 リッター化の本当のメリットとは?!
第2話 使用パーツについて
第3話 公認の取得方法について



【 慣らし運転での手応え 】

2.2リッターエンジンの完成は昨年の 11月の末でしたが、12月の SAB熊谷イベントや、年明け後の東京オートサロン、HKSのプレミアムデーなどなど、イベント準備等に追われてほとんど走らすことが出来ず、2月に入ってからようやく本格的に慣らし運転。。。(^^ゞ

まずは最低でも走行距離で 1,000 キロほど慣らしです。
最初の 500 キロは一般道のみで、回転数の上限は 3,000rpm まで。
丁寧に回して徐々に負荷をかけながら慣らして行きます。
距離が進むにつれ、浅い勾配の登坂路を走らせたり、軽いエンブレも若干織り交ぜて走行。
そして 500 キロを超えたところで 1回目のオイル交換です。

ちなみに、慣らし中のオイルは普通の物を使うのがお薦め。
耐摩耗性能に特化したようなオイルでは、慣らし自体が成立しませんからね (笑)

オイル交換後は、一般道だけでなく高速道路も併用して各ギアでの回転のツキなど確認しながら上限を 3,000rpm → 4,000rpm → 5,000rpm というように、少しずつ上げて行きます。
最初から急激に踏んだりせず、ゆっくり、じわりと踏む感じです。

F-con V-Pro のセッティングが排気量をアップする前の状態のままですので、リセッティングするまでは上限は 5,000rpm ぐらいで抑えておくのが無難でしょうね。
…と言っても、A/F 計からのフィードバック制御で、常に安定した燃調になるよう自動補正がされるのでリセッティング無しでも普通に走れちゃうんです (^o^)v

ただし、ここで注意が必要なのが、スーパーチャージャーを付けていること。
ただでさえ回転が上がればブーストが上がりやすいワケですが、スーパーチャージャーも加わると高回転域に近づくにつれ、ちょっとした踏み込みでも瞬時にフルブーストになりやすい。。。(^^ゞ

ブーストも徐々に上げて慣らしていく必要があります。


1,000 キロを超えたところで 2回目のオイル交換。
そして、車体の下周り・足周りも、しっかりと点検です。

慣らしをひと通り済ませた状態ですが、だからと言っていきなりブン回したりしてはいけません (笑)
ちゃんとメンテを行いましょう。
リセッティングもまだですし。。。


 
↑ オイル交換と、下周り・足周りの点検中



 
↑ リセッティングのため t-get 社へ
ちなみに現在、t-get 社は向かいの土地に新社屋を建築中ですね。。。



ここまで乗って感じた事を下記にまとめておきますね。


1.低回転域のトルクが増えた

物理的にエンジンのストロークが増えた分、当然ながらトルクも増えているようです。
ノーマルエンジン + スーパーチャージャー でもトルクはかなりアップしていましたが、ストロークアップによってブーストが低い時でもトルクが増した感じです。


2.ブーストの立ち上がりは良いけども…

下からのブーストの立ち上がりは、今まで以上に良いと思います。
しかし、高回転域はどうなのか??
まだ回して無いので何とも言えないところですが。

まあ、今回は予算の都合でタービンと燃料系 ( 燃料ポンプ & インジェクター ) はノーマルのまま (^^ゞ
流石にノーマルタービンでは役不足と言いますか、排気抵抗になってしまう感じ?
排気量も増えているので、今までと同じノーマルタービンでは高回転域で抜けが悪くなるかと。。。



次回に続く。。。

備考

関連ページ : t-get ( ティーゲット )

記事掲載日 : 2017/03/01