ZERO/SPORTS 最新のミッション & デフオイルのサンプルが届きました!!
では早速、実際に入れて試してみて、評価レポートしますね。
↑ 80W-120 はインプレッサのマニュアルトランスミッション用、80W-140 はデフ用に開発。
※ ZERO SP オイルシリーズの特長
粒径 21 ナノメートルの 球体チタン と、強力油膜形成剤 RESPO が配合されている。
簡単に言ってしまえば 細かい球体チタンが、ボールベアリングと同じような働き をして、
エンジンやミッション、デフ等の各部の摩擦を最小限に抑えてくれるのだ!
さらに、強力油膜形成剤RESPO は高粘度でありながら、ベースオイルの粘度を変えずに
油膜形成を強化 してくれる!
つまり、抵抗の少ないサラサラ感をキープしつつも、高粘度オイルと同様に強力な油膜 を
得ることが出来るので、機械にとって最も良い状態になるワケだ!
■ オイルの比較実験
↑ 左から、今まで入っていたオイル、ZERO SP 80W-120 、同等粘度の一般的ギヤオイル
今まで入っていたオイルは、TOP OIL の 75W-90 です。
約1年程度使用したものなので、さすがに色も濁ってきていますね。
ボトルに入れて振ってみると、割と柔らかい感じがします。
ZERO SP 80W-120 は、同等粘度の一般的ギヤオイルの比べ、若干柔らかさを感じますが、
実際に指で触ったり、ボトルから垂らしてみると、糸を引いて粘ります。
これはイイですね! これだけ糸を引いて粘ってくれれば、ギヤに強力な皮膜を作ってくれそうです!
流動する時は柔らかめで機械のロス抵抗を減らし、擦れ合う部分では糸を引くほど粘ってよく絡む。
「 粘るけど柔らかい 」 と言う相反する性能を合わせ持つオイルですね。
これなら各部の摩耗をググッと抑えて、しかも滑らかに回ってくれそうです!
↑ 2秒程度、かるく傾けてみた。やはり今まで入れていたオイルは1番流れが早い。( 1番左 )
ZERO SP 80W-120 ( 中央 ) は、一般的な同等粘度オイルよりも糸を引くほど粘るのに、
流れる時は逆に柔らかい。 これは実にイイ感じだ。
■ 実際に入れてみました
今まで入れてた TOP OIL は、ギヤを入れた時に 「 シュッ 」 といったような感触でしたが、
ZERO SP 80W-120 は 「 ヌッ 」 といった感じです。
これは以前入れていた RED LINE の SHOCKPROOF オイルに近い感触のように思います。
私的に RED LINE は流動は遅く、触ると柔らかい感じのオイルだったので、ZERO SP とは
逆の方向性のオイルとも言えますが、” 粘りと柔らかさの両立 ” は共通するところのためか、
シフトフィーリングは似ているように感じましたね。
ただ、RED LINE は時折重い感じがしたのに対し、ZERO SP 80W-120 は軽快感があります。
シフトを動かすと 「 スルッ 」 と動いて 「 ヌッ 」 と受け止める感じでしょうか。(^^ゞ
言葉に表すのは難しいですが、私は好きですね、この感触!
ギヤを保護するような感じで、安心感のあるシフトフィーリングです。
メーカーさんが言うには、
「 ギヤの保護という点でオイル交換時にドレーンに付いてくる鉄粉が少なくなります 」
との事なので、期待度大ですね〜
ナノチタンと強力油膜形成剤が最小限に摩擦を抑えてくれる最新テクノロジーオイル!
これはお薦めです!
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